雑色コトリノ歯科

雑色コトリノ歯科

アクセス WEB予約

お知らせ・ブログ

BLOG

歯磨きの仕方

皆さんこんにちは
雑色コトリノ歯科の勝沼です。

いよいよ令和が始まりましたね。
一つの時代が終わって、次の時代が始まるわけですが
平成にノスタルジーも感じつつ
令和という時代が、多くの日本人にとって
良い時代であることを願います。

10連休で社会復帰が大変だった方も多いかと思いますが
そろそろ普段の生活に戻った感じでしょうか
お休み中は何かと不規則な生活習慣だったなんて人も
たくさんいそうですね。

さて、今日は歯みがきの話をしたいと思います。

歯みがきの目的は、何でしょうか
何となく習慣だから口がねばねばして気持ち悪いから
口臭が気になるから、たぶん色々あると思いますが

一番大切なことはプラーク(歯垢)を落とすことですね。

でも、歯みがきはやっているんだけど
このプラーク(歯垢)を落とせている人って
意外と少ないのはご存知でしょうか?

歯磨き粉を使うのは問題ないのですが
その爽快感で磨けた感じになるのはあまり良い傾向ではありません。

「歯と歯の間」「歯と歯肉の間」「かみ合わせの間」

このあたりが、プラーク(歯垢)が残りやすい場所になります。
正直磨き残しがどこかは分かりにくいのであれば
歯医者さんで染め出しをしてもらって確認するのもありです
自宅でも染め出し液(歯垢染色液)を使ってみてもいいかと思います。

1)歯ブラシの使い方

歯ブラシの使い方に関しては
ネットで検索すれば正しい方法は出てきますので
WEBの記事や動画を参考にすると分かりやすいです。

基本的には、歯に当てる角度が重要になります。
歯の凹凸や歯の裏、前歯、奥歯でブラシの当て方を変えながら
磨いていくことになります。

歯ブラシの使い方でとても注意して欲しいことがあります。
それは。。。。力加減です!!

歯の表面もそうですが、特に歯肉と歯の境界は
プラーク(歯垢)が溜まりやすい所なので
皆さん一生懸命ブラシをかけてくれるのですが

ほとんどの人は力を入れすぎており
歯肉にすごい負担をかけてしまい弱ってしまっています。
歯肉が下がると、エナメル質が無い部分が露出して
さらに虫歯になりやすいことにもなるので
とにかく優しい力加減でブラッシングをしてください。

力加減を量りたい人は
キッチンスケールとかで歯ブラシを当てて見て
150~200gになる力加減が、一番いい力加減になります。
意外に力を入れないでも大丈夫だと体感できますよ。

2)歯ブラシ

歯ブラシに関しては
ヘッドの大きさは前歯2本分程度の大きさが目安となっています。

硬さは、健康な歯茎の方は普通で問題ありません
歯茎が痛んでいたり血が出ている人は、柔らかいブラシがお勧めです。

あと交換の目安はだいたい1カ月とか言われますが
フラワーの様に毛先が広がってきたら交換のタイミングです。

この様な歯ブラシを選んでも、磨き残しがある人は
上記の普段使う歯ブラシ以外に
「矯正用歯ブラシ」とか「仕上げ磨き様」の細い歯ブラシを使うと
凹凸がある所や歯並びが少し悪い所でも上手く磨けると思いますので
検討してみては如何でしょうか。

 

それと、電動歯ブラシについても質問を受けることが多いのですが
歯磨きを通常の歯ブラシでも上手く出来ている人であれば(角度、力加減)
電動歯ブラシは効果を発揮してくれると思います。

もともと歯磨きが苦手な人は、まずは普通の歯ブラシで練習をしてから
上手く磨けるようになったら電動歯ブラシでもいいかもしれません。
このような細かいことでも、ぜひ歯医者さんで相談してみてくださいね。

pagetop